トップページ > 北海道観光スポット一覧 > 上川観光スポット一覧 > 旭山動物園 > オオカミの森

2008年6月に完成した「オオカミの森」。放飼場には、木、岩山、小川があり、また檻で区切ってエゾシカも飼育し、100年前の北海道の自然を感じてもらうような施設になっています。そこで、オオカミは、円形になっている放飼場を走り回ったり、小川で水浴びしたり、岩山の頂上で遠吠えをしたりとさまざな行動を見せてくれます。

エゾオオカミは北海道に生息したハイイロオオカミの亜種で1896年ころに絶滅しました。体長は120~129cm、尻尾は27~40cm、後足長は25cm」、耳介は105~115cmとシェパード犬ほどもあります。主にエゾシカ狩猟対象として古くからアイヌの人たちと共存してきた。しかし明治以降入植者によって毛皮や肉目的でエゾシカがとりつくされると、オオカミは家畜や人を襲い害獣とされ次々に殺されついには絶滅してしまった。

オオカミの森観察ホールは360度オオカミを見渡すことが出来ます。間近で歩いていたり、寝ていたり、走っているオオカミの姿を見ることが出来ます。また、ヘアーズアイでは、運がよければすぐ目の前にオオカミが現れるのでオオカミの迫力満点な姿が見れます。ヘアーズアイの隣にはあべ弘士さん作の「エゾオオカミ物語」と題した大判9枚に渡り展示されています。エゾオオカミの悲しい歴史が描かれているので考えさせられることがあると思います。外では檻がまったく無く放飼場を見ることが出来ます。
このオオカミの森は作るまでに色々な困難がありました。まずはオオカミのイメージ。オオカミにはあまりいいイメージを持っていない人が多いので、始めは皆さん反対だったみたいです。ですがオオカミが遠吠えする姿を見せたい!!そんな熱い思いから始まりました。
人間の欲望や利益の為に絶滅したオオカミ。オオカミの森は日本一になった旭山動物園が今一度自分たちの足元の自然見つめよう、日本一になっても「進化を続けながらも忘れない原点」とは何か、そんな思いで作ったオオカミの森!!ぜひ、オオカミ達を見てみてください。オオカミに対するイメージが変わるはずです。