トップページ > 北海道観光スポット一覧 > 上川観光スポット一覧 > 国際染織美術館
国際染織美術館は、世界各域、日本各地のさまざまな染織工芸を分類整理し、それぞれの特徴を対比しながらその美しさを鑑賞することを目的に建てられました。
染織の専門美術館としては日本で初めての美術館で、中国・唐代の茜染めやフランス王家の贈り物としてルイ15世が織らせたタピスリーなどの貴重な染織品が集められ展示されています。
日本の染織品、「金襴」、「緞子」、「藍染」、「絞染」、「刺繍」などは海外の染織品とはまた違った日本ならではの模様、技術の表現で制作されています。
また海外ではヨーロッパ、インド、東南アジアの「絣」、「更紗」、ペルシア、トルコの「絨毯」、中国の「刺繍」など、世界80ケ国、日本各地の染織美術が約5000点が並んでいます、館内全体が世界と日本の「染織文化地図」を構成していて、各地の染織工芸の変化が一目で分かる展示になっています。
展示されているのは、「天然染料」で「手織り」を基本にしているので、約100年から約150前より古い染織品です。
・ヨーロッパ・タピスリー「女神の凱旋」「女神の庭園」「ソロモン王とシバの女王」「デシウスムスの神託」・コプト裂(5世紀ごろ)・アンデス古裂(5世紀ごろ)・ペルシア錦、ダマスカスシルク、明綴、清繍、中国名物裂・能衣装、江戸小袖・辻が花などです。
現在、私達が着ている服は、何で染められているかをご存知ですか?実は、「化学合成染料」というもので染められています。
これは、19世紀後半にイギリスで発明されました。
簡単に、たくさんのものを同じ色に染めることができるので、今ではほとんどの衣類がこれで染められています。
この化学合成染料が発明される前は、「葉」や「花」、「木の皮」、「根」など、植物で染められていました。
植物で染められているもののことを「草木染め」といいます。
「草木染め」は1500年前から伝わる伝統的なもので、とても貴重なものとされています。
代表的な「草木染め」として、藍染め(徳島県・和歌山県)、紅花染め(山形県)、紫根染め(岩手県 )、さくら染めなどがあります。