北海道の白老町にあるアイヌ民族博物館は日本最大のアイヌ民族博物館として知られています。敷地内にはアイヌ民族の文化を紹介する施設が幾つかあり、アイヌ民族の楽器「ムックリ」の演奏や、アイヌ民族を代表する古式舞踊「イオマンテリムセ」が常時公開されています。北海道を代表する施設になっています。
野外博物館の造りを持つ園内には大きく近代ゾーンとコタンゾーンの2つに別れていて、コタンゾーンではかつてアイヌの住家であった「チセ」と呼ばれる物や、「プ」と呼ばれる食料庫、「チプ」と呼ばれる丸木舟を復元、展示してありアイヌ古式舞踊「イオマンテリムセ」の公開も常時行っております。館内では、アイヌ民族資料や北方少数民族資料など約800点の物を常時展示公開しています。またアイヌ伝統儀礼を実施しています。
<アイヌ民族博物館(ポロトコタン)‐体験学習>
アイヌ民族博物館では、アイヌ文化を単に見るだけでなく、実際に触れていただくために体験学習を行っています。学習メニューも「ムックリ製作体験」「ムックリ演奏体験」「アイヌ文様刺繍体験」「古式舞踊体験」「伝統料理試食体験(10名様~)」などなど豊富です。普段触れることのないアイヌ文化に御来館される際には是非体験してみては如何でしょうか?※体験学習についての詳細、お申し込みご希望の方は、完全予約制になっておりますのでお問い合わせになってから御来館してください。
【アイヌとは・・】アイヌとは「人間」を意味しています。アイヌの人々は自分たちに役立つものであったり自分たちの及ばないものを神(カムイ)とみなし日々の生活のなかで祈りを捧げさまざまな儀礼を行いました。神々には、火や水、風、雷といった自然神、クマ、キツネ、シマフクロウ、シャチといった動物神、トリカブト、キノコ、ヨモギといった植物神、舟、鍋といった物神、さらに家を守る神、山の神、湖の神などがあり、そういった神に対して人間のことを「アイヌ」と呼ぶのです。