天塩川歴史資料館は昭和26年に建てられたレンガ造りの旧役場庁舎を整備し再利用された施設です。川と海のくらし、街のくらし、などの歴史的展示、知を啓き、次代を拓くとした教育・文化資料、姉妹都市であるホーマー市関連の北方圏への夢のテーマ別に展示により、多くの人々が天塩の歴史を振り返り、そして明日を考える学び舎として活用されています。
風格と重量感あふれる外観には、かつて造材で名をなした町民の気風と、終戦後の復興に向け他町村に先駆けてまちづくりに取り組んだ意気込みが感じられ北海道の役場庁舎には珍しいれんが造の建物で、野幌産のれんがを積むために役場の職員を動員し、わずか11ヶ月で完成しました。建設中に公募され決まった町章を見上げながら中に入ると、かつて天塩川を往来していた、地元舟大工による長門船が迎えてくれます。
<天塩川歴史資料館‐館内>
「赤レンガ」として町民に親しまれている旧役場庁舎を利用し、「新天地天塩」に夢を求め天塩川とともに歩んだ地域の歴史や、文化、教育資料など2,000点を超える貴重な資料を展示しています。また、とても貴重な約300万年前と推定される世界最古のコククジラ化石「テシオコククジラ」や姉妹都市であるアメリカ合衆国アラスカ州ホーマー市との友好品なども展示されています。
【長門船】国道40号や鉄道を使って、人も荷も自由に移動できるようになった、天塩川流域。しかし交通が十分に発達していなかった時代、生活物資の多くは河口から川筋をたどってやって来ました。住民の命綱とされたのが「長門船」です。天塩川歴史資料館には昔の手法そのままに2分の1で再現された長門船があります。実際の長門船は全長15メートル、幅3・2メートル、積載量40石(約7・2キロリットル)で、米百俵あまりを積んだ。2人が寝泊まりできる船室と帆を持つ、手こぎ船で、明治期から昭和初期まで流域住民の「生命線」として活躍しました。◇「川と海のくらし」「原野のくらし」「街のくらし」などの歴史的展示、「知を啓き、次代を拓く」とした教育・文化資料、姉妹都市であるホーマー市関連の「北方圏への夢」のテーマ別に展示により、多くの人々が天塩の歴史を振り返り、そして明日を考える「学び舎」として活用されている天塩川歴史資料館。是非一度お立ち寄りください。