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北海道の北端、稚内市中北部にある大沼。
「白鳥おじさん」こと吉田敬直さんによる個人的な給餌活動よりコハクチョウが呼び寄せられ、日本でも有数の飛来地として有名です。
市営の大沼バードハウスでは双眼鏡の貸し出しも行っており、観察室から野鳥の姿を見ることができます。
また大沼周辺にはミズバショウの群落も見られます。
稚内空港から市外に向かう際に立ち寄りたいのがこの「ミルクロード」。
白鳥橋を渡ってすぐ左折すると大沼が見えてきます。
ひと冬で2万7000羽もの白鳥が飛来する穴場で湖畔には試行錯誤の末、餌付けに成功した「白鳥おじさん」吉田さんによる白鳥の観察小屋、大沼バードハウスもあります。
食堂や売店も兼ねているので、休憩には最適のスポットです。
また道の途中には風力発電の風車を眺めれる場所もあります。
大沼は元来、渡り鳥の通過地点だったのですが、白鳥が飛来することはありませんでした。
そんな大沼に白鳥を呼んだのが「白鳥おじさん」こと吉田敬直さんです。
ある日、息子(当時小学4年生)とこの地に白鳥を呼ぶ約束をしたのがそもそもの始まりでした。
吉田さんが大沼に白鳥を呼ぶことを決めたのは、ここ大沼が比較的浅く、小魚などの白鳥の餌になりそうな資源が豊富だという理由からでした。
◇息子とこの地に白鳥を呼ぶ約束をした吉田さんは小魚などの白鳥の餌になりそうな資源が豊富だという理由で大沼を選びました。
ところが白鳥の餌は魚ではなく穀類だということがわかり、吉田さんは自費で餌を買い、この地に白鳥を呼ぶため、湖面に張った氷を割り、毎朝大沼に餌をまいて白鳥を呼んだのです。
時には白鳥の鳴き声を録音したテープを流したりもしたそうです。
しかし!
なかなか白鳥は降りてきてくれません、、、吉田さんは最後の手段として発泡スチロールで自作した白鳥のダミーを浮かべました。
すると、ついに16羽の白鳥が大沼に降り立ったのです!
昭和63年4月18日のことでした。
白鳥おじさんの涙ぐましい努力が実った記念すべき日です!
それから毎年飛来する白鳥の数は増え続け、今では年間5万3千羽もの白鳥がこの大沼にやってくるようになりました。